鬼のように大変な子育てもいつか終わる!~思春期は突然やってくる?!~

息子が中学生になり、親と過ごすよりも友達と過ごすことが多くなった。

子供が小さいうちは、あまりの育児の大変さに「こんな時がずっと続くような錯覚」に陥ることもあったが、思っていたより子供が子供でいる期間は短かった…。

今回は、過ぎてしまえば子供の成長というのはあっという間であり、ママにベッタリな大変な時期を過ぎればこんな親離れの準備である思春期が始まるよというお話。

子育て真っ最中の方はお子さんの「今」を楽しみ、いつか来る思春期のシミュレーションを…。

そして思春期真っただ中の方は「わかる~」と言いながら読んで頂ければ幸いです。(笑)

思春期は突然訪れる?!

私もつい数年前まで、子供が中学生になるなんて想像できなかった。

でも思春期はびっくりするくらい突然やってきて、子供は内面的にも、外面的にも大きく変貌を遂げる。

特に男の子の声変わりは衝撃的。

先日買い物で帰りが遅くなり、息子から携帯に電話がかかってきた。野太い声で「お母さん?」とは言っているので息子なのだろうとは思うものの、内心…

お、お前ホントに息子かっ!?

ってなもんである。慣れ親しんだかわいい息子の声じゃない!

しかも声低い上に活舌悪い

何言っとんのかわからん!!

お前は天龍かっ!

そして体格がやたらしっかりし出す。
手の大きさも自分と変わらなくなり、腕相撲で負けるようになる(結構ショック)

あ…ショックと言えば、

枕の臭いがダンナと同じ臭いに変わった

のはさらにショック…。

親の子離れの方が大変?!

号泣する赤ん坊

母親は出産するときにお腹の中の子供と一度別れを経験するというが、私は出産後より息子が思春期を迎えた今の方が全然寂しいと感じる。

だって、生まれた時は、

「あぁ、この子がお腹にいたんだ」

と思える姿をして目の前に現れるが。

だがしかし、第二次成長を迎えた子供は大人に姿を変えるべく日々変貌し、突然かわいい彼氏からドS彼氏に変貌…。

冷たくあしらわれるような状態になる。

子供は突き放す側なので、平気だろうがこっちはそういう訳にはいかない。あんなに苦労して育ててやったのに…(笑)

思えば息子は出産後、すでに退院前に抱き癖がついてしまい、大変な苦労をした。

毎晩、泣き出すと家中を歩き回ってあやした。

ソファーに座ると泣き、布団に寝かすとまた泣く…。

仕方ないので、抱っこしたままそっと仰向けになり胸の上で寝かせた。

昼と夜が逆転し、最高で夜10時~昼12時(14時間)まで泣き続けた時には体力的にも精神的にも限界を感じた(こっちが泣きたい)

あの頃はダンナも出張が多く、一年の半分は今でいうワンオペ育児状態。

今度はいつ泣き出すかと思ったら、我が子が恐ろしいとさえ思う…。

今思い出しても辛い日々もあったが、死ぬほどかわいかった。

私のほっぺにちゅぅしたまま眠ってしまったあの子はもういない。
私にとってはつい最近のことだが、子供にとっては昔話である。

どこの母親もおそらくそうであるように、我が子は何よりも大切な存在だったし、私のすべてだった。
今でもそれは変わらないが、子供の力を信じて極力干渉しないようにするようになった。

最近アルバムを見ていると、

この頃の息子にはもう会えないのか…。

と思うと無性に寂しくなる。

タイムマシンに乗って会いに行きたいとさえ思う。

今ならあの頃飽き飽きしていた人形のバトルごっこやいつまでも終わらない公園遊びも、少しは余裕をもってつきあえるかもしれないと思う。

あんなにかわいかったのに…。

「大きくなったらお母さんと結婚する」

なんて言っていた息子も、

「そんなこと言っていない」

だの、

「サービスで言ってただけ」

だのと言い出す(笑)

挙句の果てには私の事を

「歯茎」(笑うと歯茎が出気味)

「クソBBA」(くそばばあ)

なんて言う。

どんなに苦労して育てても、子供なんて思春期がきたらそんなもの。

自分の中学生の時を思い返しても、親なんてガミガミうるさくて、煩わしいものでしかもうなくなっていた。
それが普通であって、逆にそれまではしっかり愛情を注いでやらなければならないと思う。

思春期がきたら親の役割なんてもう終わったようなもの。あとは人生の「アホな先輩」として見守り、求められればアドバイスするくらいになるのだろう。

小学生で反抗期?!

うちの子は3年生~4年生の時、結構な手のつけられない反抗期だった。

小学校では女子軍団とやたら対立して、何度も学校に呼び出され、友達と学校を抜け出して家に帰ってきてしまったことさえあった。

何を言っても聞く耳を持たず、何がそんなに気に食わないのか、暴れて手が付けられないこともあったが、力が弱い分まだマシだった。

中学生になって暴れたらと思うと恐ろしかったが(小学生で発散している分マシだと信じたい)
私もちょうどその年頃、同じような思いをした覚えがあるので少しは気持ちがわかった。

いろんなことに気付き始める時期なのである。
いままで気付かなかった身の回りの不条理に…。
そして何もかもが気に食わない。

そんな息子も5年生のクラス替えで、ウソみたいに落ち着いた。

自分自身の変化

美しい朝日

写真を見ると思い出すが、リアルな思い出の感覚が薄れてくるのか、子供の小さい頃の捨てられなかった洋服が捨てられるようになってきた。

あまりに思い出の多いよくかぶっていた帽子や服は無理だが、かわいすぎて子供の服が捨てられないと悩んでいるママさんは安心して欲しい。

悲しいかな、人間は忘れていく。
自分の親でも聞いたことはないだろうか、

「どうやったかなぁ、もう忘れたわ」
というセリフ。

子供に手が掛からなくなることに伴い、自分自身の変化としてもう一つ、気付いたことがある。

それは、

自分自身を取り戻しつつある

ということ。

何に対しても一点集中型の私は、子供の事以外には片手間で出来ることしか出来なくなっていた。

独身の頃は、なんでも欲しいものは自分で作れないか考えるクセがあり、いろんなものを手作りした。

絵を描くのも好きだったが、やり始めると家事や睡眠時間さえもどうでもよくなってしまうからやらなくなってしまった。

集中してできないくらいならやらない方がいい。

子供が小学生になり働くことも考えたが、子供ができるまでずっと美容師として働いてきた私は、子どもの事で仕事を休んで迷惑をかけるというのにも抵抗があった。

やっぱり仕事に関しても片手間は気持ち悪い。

やるなら全力でやりたい。

私にとって子供は、いつでも何よりも優先すべきものだった。

もう一つ、働きに行けない理由があった。

数年前まで自覚はなかったのだが、どうも何気に「鬱」だったようなのだ。
最近主婦の間で増えているそうだが、普通に買い物などで外出はするので気付かれにくいそう。

やたらと人に会うのが苦痛で、ホントに失礼な話だがランチに誘われたりするのもほんとに辛かった。

若い頃は「お祭り好き」で友達と出掛るのが好きだった。

飲み会に行けば、

「あの後が楽しかったのに~」

っていわれるのが嫌で必ず最後まで残るタイプだった。
自分でも「なんかおかしいなぁ…」とは感じていた。

子供はやることなすことやって欲しくないことばかりする…毎日何度注意しても一向に変わらない。

でも子供の将来を思えば、よそで恥ずかしい思いをしない程度のしつけは必要だと思い、言わずにはいられなかった。
大人になって苦労するのは子供だから。

気付けば毎日ガミガミ怒ってばかりいた。

子供が生まれてから大切な人が父を含め4人亡くなった。

さらに兄は脳が委縮する難病を発症した。そんなことも鬱に影響していたのかもしれない。
兄のことを想うと夜も眠れなくなり、一人の時は悲しい事ばかり思い出し、泣いてばかりいた。

子供が友達と過ごすことが多くなり、お出掛けに付いてこなくなった 。

車で出掛けても息子の好きなアニメのビデオを何十回も見せられるという拷問のような生活から、好きな音楽を聴きながらドライブできるようになった。

昔よく聞いていた曲を思い出して懐かしく聴いていてみたり、今ではずっとやってみたかったブログも開設することができた。
自分から友達をランチを誘えるようにもなってきた。

そう、子供に手が掛からなくなってきたおかげで自分を取りもどしつつあった。

今の若いママ達を見ていると、子育てしながら、しっかり自分のやりたいこともやっていたりして、ホントに器用だなぁと感心する。

嫌味ではなく、本当にそんな器用なこと私には出来なかった。

どっちか一個しかできなかった。
今から思えばもっと自分の人生も楽しみながら子育て出来れば良かったと思う。

どうしてって、そんな楽しそうにしているお母さんといる方が子供も幸せだったんじゃないかと思うから…。
もう遅いけど。

これからは、一人の人間として息子と向き合い、自分の人生も楽しんでいきたいと思う今日この頃…。

私の人生の続きが始まったかのような気分。

今、子育てが自分のすべてになってしまっている子育て世代のママさんにも、こんな日は必ず来ます。

二度と戻らない子供との大切な日々…

だからこそ、自分のことも同じように大切に過ごして欲しい…心から願います。

だって…

子供にとってお母さんは誰より大切な存在なはず…。

お父さんには悪いけど(笑)