ニトリで発売されている「スピード千切り器(プログレード)」
「プログレード!感動的な切れ味!!」がウリのようですが本当なのでしょうか。
実際に使って、気になる切れ味や使いやすさなどを検証してみました。
切れ味の良い千切り器をお探しの方必見です!
本当に感動的な切れ味なのか!?
「感動的な切れ味」
もうこれを言ってしまった以上、購入者の期待はマックスまで上がっています。
人が「感動する」ってよっぽどですよね?
日常で「感動」なんてそう転がっているもんじゃありません。
楽しみでウキウキしながら「いざ検証!!」
人参を千切りしてみた
まずは人参を試し切り。
「お~~~!!」( ゚Д゚)
いきなりカンドーしちゃいました。
人って、想像してたものを超えてくると感動するんですね~。
何に感動したかというと…
ふわっ…もりっ
「ふわもり」なんです。
汁気も出ておらず、ふわっともりっと積み上げられてるんです。
びっくりしました。
これ、前使っていた細千切り器でやると、切れ味が悪いためかすり潰れちゃって、つゆだく状態になっていました。
そして人参の切り口がやはり特徴的ですね。
まるで彫刻刀で削ったみたいになってますよ。
そしてこんなに美しく削れる…
これを人間の手でやろうと思ったら、確かな技術と大変な労力と時間が必要。
私には到底無理…。
楽しくなって沢山削ってしまったので、「便利で酢」に漬けてみました。
オリーブオイルなどを加えてラぺにしてもいいですね!
キュウリを千切りしてみた
さすがに水分の多いキュウリはしんなりしているものの、美しい仕上がりです。
この細さなら、サラダの他、そうめんや冷麺の具に使ってもごわつかず食べやすいと思います。
ニトリ スピード千切り器(プログレード)の特徴
ニトリ スピード千切り器(プログレード)の特徴をまとめてみました。
- プロ仕様の切れ味
- 行きだけじゃなく往復で切れる
- 結構細切り
1.プロ仕様の切れ味
100均やホームセンターなどでも安価で購入できる千切り器。
うちでもホームセンターに行った際、
「これでいいか~!」と適当に買ったものを長年使っておりました。
ずっと…買い替えた記憶がないので、軽く10年以上は使っていることになります。
これだけ使っていても、特に切れ味が落ちるということはなかったのですが…
なぜかいつも1/3くらいの割合で切ったはずの野菜が…
繋がっているんですよね…”(-“”-)”
これを最後に手でほぐす作業が長年のプチストレスで…
プチでも長年積もり積もると…
もう離婚よっっ!!なんの話?
となる訳で…。
今回、また同じタイプの人…
いや、同じタイプの千切り器に当たらないよう慎重に購入することに。
見て下さい、この特殊な刃。
まるでピアノの鍵盤…。
この特殊な構造な刃により全く繋がらないんです。
無事いい人…いや、無事良い千切り器に巡り合えた!って感じでしたね。
これで長年の不満ともお別れです。
切れ味もプログレードと言うだけあって、とってもキレイな千切りが出来ます。
この千切り器、ニトリで売っていますが、刃物の産地、新潟県三条市の下村工業という会社で製造されているようです。
切れ味がいいはずです。
行きだけじゃなく往復で切れる
これは通常の千切り器は前方にスライドさせる時しか切れませんよね?
でもこのニトリ スピード千切り器なら…
「一挙両得」
刃が両刃になっているので、行って帰ってくる時も切れる!
当然いつもの時間で2倍の量が千切られちゃう訳です。
今まで帰りは手ぶらで戻ってきていた千切り器…。
「お~画期的!」と思いましたね。
いつもの感覚でスライスしていると、千切り器の下が
山盛り…
になってるのでビックリしますよ。
先の方に、器に引っ掛けて使用できるように切り込みが入っています。
私はいつもまな板でやっちゃいますが…。
結構細切り
これ、ニトリの売り場で延々と千切り器のコーナーで迷っていたところなんですが…。
出来上がりの千切りの幅の記載がない!
そのため、数種類あるニトリの千切り器と代わる代わるにらめっこ…。
結局切れ味がウリの本品に決定。
私の求めていた千切り幅は、5mm程度。
居酒屋で出てくる喉を突きそうな大根サラダが作れるような千切り器が欲しかったのです。
どうガン見しても、5mm幅より狭そう…。
この千切り器、ニトリの売り場では千切りの幅の違う2種類のタイプがありました。
・スピード千切り器(プログレード)PGS-01 ➡私が今回購入した太めの幅のもの
・スピード細千切り器(プログレード)PGS-02➡それよりさらに細い幅のもの
私が購入したのは太い方。
でも私にとっては十分細切りでした。
求めていたものより細かった訳ですが、これはこれで用途があるのでOKです。
千切り器(PGS-01)で作る千切りは、サラダに入れる細切りの人参ときゅうりの細さがピッタリ。
無事彩りのある綺麗なサラダが出来上がりました!(キャベツはスライサーを使用)
👇さらにニトリではなかった私の求めていた5mm幅の千切り器がAmazonで発見!!
でも少ない口コミ数ではありますが、少し気になる記述もあるので注意ですね。
食材を押さえて切れるホルダーは役立たず説!?
手を切らないように食材を押さえて切れるホルダーも付いています。
私は使わない派なので、使ったことありませんが…。
これ、ぶっちゃけ使いこなせる人いるんでしょうか?
確かに長い人生、ホルダーを使わずに爪削ったり、身を削ったり…。
何度もやりました( ;∀;)
一度流血すると、怖くてしばらく使いたくなくなりますよね( ;∀;)
スライサーならまだしも、千切り器なんかで切った時には…(最近やった)
いったいどんな切れ方するのさ!!
ってマジマジと刃を見てゾッとしてみたりして…。
だがしかし、いまだホルダーが役に立った試しはない。
小さくなって切りにくくなった野菜を四苦八苦してホルダーで切るより…
包丁でササっと切ればいい…
と、個人的には思います。
何より身を切らないことが大事!
でも、
「包丁で切ると薄く切れない!」
という場合は、薄く切る必要のないものに入れちゃう。
味噌汁とかスープとか、大きな具材のおかずとか。
あと、うちではよく野菜を切る時に多めに切っておいて冷凍庫にストックしておくのですが、そのついでに千切りやスライスをするとかね。
こんな感じで…
手を切る恐怖を感じ出したら、千切り以外に使うっていうのも一つの手です。
おわりに
ニトリで買える下村工業「スピード千切り器(プログレード)PGS-01」
良く切れる少し細めの千切り器をお探しの方にオススメです。
キッチン用品に限らず、どんな道具も使ってみないと使い心地がわからないので、ホントに選ぶのが難しいですよね。
少しでも千切り器選びの参考になれば幸いです。