高い抗酸化作用をもつフラボノイドを豊富に含み、アトピーや花粉症に効果があるとされているルイボスティーですが、そんなルイボスティーの全ての栄養素を上回るというグリーンルイボスティー…。
息子のアトピー完治を目指してグリーンルイボスティーを生活に取り入れて二ヶ月…。
今回はそんな気になる存在、グリーンルイボスティーの効能や感想をレビューしていきたいと思います。
驚きの抗酸化作用
グリーンルイボスティーの効能は、まさにその抗酸化力にあります。
グリーンルイボスティーには、
複数のフラボノイドが通常のルイボスティーの10倍含まれています。
そのフラボノイドの中でも最も強い抗アレルギー、抗炎症作用を持つルテオリンや、血管の老化を防いだり、痒みを抑えてくれる成分ケルセチンを含みます。
その他、ルイボスにのみ含まれる成分として注目されているアスパラチンにおいては、なんと40~50倍も含まれていると言われています。
アスパラチンは血糖値を下げる効果もあるので嬉しい限り!
うそ~ん!!
絶対グリーンの方がいいや~ん!
…ということで、しばらくお休みしていたルイボスティー。
息子のアトピー悪化に伴い、通常のレッドのルイボスティーを再開して早10日ほどでグリーンルイボスに切り替えることとなりました。
アトピーや花粉症にはグリーンルイボス
アトピーや花粉症などのアレルギー疾患で悩まれている方にとって、その有効成分が豊富に含まれるグリーンを飲まれる方がより効果的と言えるでしょう。
しかしレッドとグリーンでは味が全く異なります。そしてグリーンの方が製法に手間がかかるため希少性が高く、コスパが高くなるということもあります。
コスパが気になる場合は…
アトピーや花粉症などのアレルギー症状のひどい間はグリーンの方を飲み、症状が軽減してきたら
レッドに切り替える。
グリーンが飲みたいけど味が気になる場合は…
レッドとグリーン1包づつチャンプルーして煮出すなどしてもいいと思います。
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また我が家にやって来ました。「八重撫子」さんのルイボスティー(笑)☝
南アフリカの現地より直接輸入し、製造メーカーのため工場からそのまま直送しているため、業界最安値を実現されています。
「八重撫子」のレッドのルイボスティーは…
ティーパックの茶葉の量が選べたり、ペットボトル用のスティック型のティーパックがあったり、オーガニックやそうでないものなど選択肢が多様…。
ですが、グリーンルイボスに関しては3g×50包入りの一択。
残念ながらオーガニックではありません。
息子のアトピーのその後
ルイボスを再開して二か月ほどになりましたが、息子は相変わらず汗をかくと体中痒い様子。
特に汗の溜まる肘の内側や膝の裏なんかは赤い湿疹や炎症を起こしているにも関わらず、掻きむしっております。
前回のルイボスティーの記事はこっちだよ!
耳切れもし始めていたのですが、切れていた場所が赤く筋が出来てはいますが、切れてはおらず、進行はしていない状態です。
とにかくアトピーは痒いからといって掻きむしっていると「痒みの無限ループ」に陥り、さらにひどい状態に陥ってしまいます。
本人も分かってはいても我慢できないようでどうしても治りにくい(特に夜中は無意識なので)
薬ではないので、徐々に症状が落ち着いてくることを期待して続けていきたいと思います。
ケルセチンは水には溶けない?!
グリーンは発酵させていないので、レッドほど鮮やかな赤ではなく、オレンジ色くらいの色をしてます。
グリーンルイボスには血管の老化を防いだり、ヒスタミンによる痒みを抑えてくれるアトピーさんにはうれしい成分、ケルセチンも豊富に含まれています。
柑橘類やタマネギやソバなどに含まれており、黄色い色素をしています。
グリーンルイボスがオレンジ色なのははケルセチンがより多く含まれるからだと思っていたのですが、どうもケルセチンは水溶性ではないようなのです(ショック)
うちでも最近、老眼予防にルチン(ルチンが分解されてケルセチンになる)を摂ろうと、韃靼そば茶を煮出して水の代わりに炊飯時に入れたり、味噌汁やスープに使ったり…。
やはり綺麗な黄色い色をしています。
水に溶けないのであれば…
この黄色はなんなのよ?!
って話です。さらにザブザブネットサーフィンしてみたところ、水に溶けたのではなく、細胞が破壊されることによりケルセチンが出てきちゃったのではないかということ。さらに濃度50%のエタノールで煮込むとケルセチンは溶け出す…なんて記述も…。(あくまでネット情報なのでご了承下さい)
…ってか、細胞が壊れたらケルセチンが出てくるってことは…
圧力鍋を使えば細胞バラバラなんじゃ?
そういえば、「八重撫子」レッドのルイボスティーのパッケージにも圧力鍋を使用すると
1包で2ℓ煮出せる
との記載がありました。
私は出し殻のティーパックを冷凍しておいて、溜まれば圧力鍋で一気に残りの有効成分を煮出し、湯舟や患部に付ける用にスプレーにしようかと考えていました。
でも最初から圧力鍋でルイボスティーを煮出してしまえばケルセチンを含む、高濃度の有効成分が一気に抽出できる?。
圧力鍋でグリーンルイボスの有効成分を最大限抽出してみる
…というわけでやってみました!
2ℓの水に3g入りのグリーンルイボスのティーパック1包、ついでに韃靼そば茶をお茶パックに詰め、圧力鍋に放り込んで、沸騰後弱火で2分加熱した後、圧が下がるまで放置。
やってみるまで気になっていたのは…
- やかんで煮出すより時間もかかり面倒なんじゃないか
- ポリフェノールは苦み成分でもあるので、高濃度になると苦み成分も高濃度となり、飲みにくくなるんじゃないか
という2点でした。
結果
- →煮出す時間は、圧が掛かっている時間は掛かるものの、沸騰後2分の加熱で済むので光熱費が浮く結果に。お茶ポットに移す作業も注ぎ口がなくてもこぼれることなくスムーズに移し替えることができました。そしてやかんよりも開口部が大きい分、洗いやすい!
- →これは意外だったのですが、全然大丈夫でした!もっと苦みが強く出るかと思い、最初勇気を出して飲んでみたら普通に飲めました(笑)韃靼そば茶のブレンドがまろやかにしてくれているのかもしれません。
結局、圧力鍋に変えて良い事しかなかったという結果に…。
さらに冷凍庫にティーパックを保存する作業もなくなり、冷凍庫もスッキリするという良い効果も…。
そして何より、余すことなく成分を抽出できる。
活性酸素から体を守る
アトピーはもちろん、活性酸素は癌を始め、動脈硬化、アルツハイマー、老化にいたるまで、ありとあらゆる病気に関与していると言われています。
でも人間が息をして生きている限り、活性酸素は私達の体で生まれ続けます。
今こうしてパソコンやスマホを見ている間でさえブルーライトを浴びることにより活性酸素は生まれています。
参照: 日本SOD研究会
「奇跡のお茶」と呼ばれるルイボスティー。健康をサポートしてくれる素晴らしい効能を秘めたお茶です。
私達が気付かないうちに体の中で奇跡を起こしてくれるかも…。
2人に1人が癌になると言われる現代、アトピーや花粉症でなくても、ルイボスティーの持つ高い抗酸化力を借りない手はないんじゃないでしょうか。
私は慢性的な貧血持ちなため、食事の時は鉄玉子を煮出した水でローズヒップティーを作って飲んでいますが、それ以外の喉が渇いた時こまめに飲むお茶として、ルイボスティーを飲むようになりました。
たまにローズヒップティーにルイボスティーをチャンプルして飲むこともあります。
ローズヒップティーのビタミンCが加わることで相乗効果も期待できます。
こまめにルイボスティーを飲むことで、抗酸化力を保てるそうですよ。
ローズヒップティーの記事はこっちだよ
グリーンルイボスティーの味は?
味は初めてグリーンを飲んだ時、
「あ、緑茶だ」
と思いました。そして、
「同じルイボスでこんなに変わるの?」
と、あまりの味の違いに驚きました。
グリーンに沢山含まれるフラボノイドは、抗酸化作用とともに苦み成分でもあるためか、私はレッドでは感じなかった緑茶のような苦みというか、渋みを感じました。
そのため、レッドのルイボスティーの味を好んで飲んでいた人にはレッドの方が美味しく感じるかもしれません。
私は緑茶の渋みが苦手なので、
「こ、これは…レッドの方が…おいしい…でも体にいいし…。」
“(-“”-)”ってなりました。
でもしばらく飲めば…
慣れたー!!
そして肝心の息子はというと、グリーンに変わったことさえ気付かないレベル。
良かったー!(元々それくらいの味覚の持ち主)
逆にレッドのルイボス特有のクセが苦手だった方や緑茶が好きな方は断然グリーンの方が美味しいと思います。
緑茶を飲み慣れた日本人ならグリーンの方が好まれやすいのかもしれませんね。
その他のグリーンルイボスティー
「八重撫子」のグリーンルイボスティーは残念ながら、「オーガニック」の表示が見当たりません。なので、やっぱりオーガニックじゃなきゃって方はこちらもどうぞ。
nichie 有機 グリーンルイボスティー ジャパンセレクト 南アフリカ産 2.5g×40個 ティーバッグ
こちらはルイボス茶葉のトップメーカーである「ルイボスリミテッド社」の味も品質もトップレベルの茶葉を使用し、厳しい品質管理のもとに製品化されています。
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まとめ
いろんなメーカーでルイボスティーを発売していますので、グリーンルイボスでも味の違いなどいろいろだと思います。また飲み比べてレビューしていきたいと思います。
☝著者は活性酸素とSODについて研究されている臨床医、丹羽博士。アトピー治療にルイボスティーを用いられています。
最後までお読みいただきありがとうございました!